平成29年4月度安全対策会議-千葉営業所

開催日及び開催場所
開催日:平成29年4月28日(土)、18:00~20:00
開催場所:千葉営業所 会議室
安全衛生推進者挨拶
ご安全に!!毎日の作業、お疲れ様です。
日ごろ、ホレストの仕事に対しご理解やご協力をいただき、誠にありがとうございます。
今、千葉営業所では 「Gマーク」 取得に向け、少しずつ準備を進めております。
皆さんご存知のとおり、「Gマーク」 は我々の業種において、非常に誇り高き看板であります。
お客様からの信用や安心が増すことは言うまでもなく、我々の安全に対する意識も変わることでしょう。
しかし、「Gマーク」がもたらすメリットが大きい分、取得には大変な労力や会社・役員・従業員の意識改革が必要です。
決して、担当者一人の書類作成で、できるものではありません。
よって、今回の安全会議から 「Gマーク」 取得を意識した会議を進めたいと思います。
私が皆様にお願いしたいことは、4つあります。第1に事故を起こさないことです。
我々の安全活動や会議がいくら立派でも事故を起こしては、決して「Gマーク」取得は成し遂げません。
第2に皆様の日ごろからのヒヤリハットの情報を共有し、事故防止に努めていただきたいです。
第3に今回の会議でも報告がありますが、事故報告を行い、皆で再発防止のための対策を話し合っていただきたいです。
最後となりますが、乗務員一人一人がプロドライバーとしての自覚や“絶対事故を起こさないぞ!!”という安全意識を持っていただきたいです。
本日の安全会議や安全教育を通して、ホレスト千葉営業所は、無事故・無災害で年末を迎えたいと思います。
ご安全に!!
安全・経済運転管理報告
ご安全に!!今年の1月より当社において、デジタコによる運転管理システムを導入しました。
デジタコの導入によって、日ごろの皆様の運転に対する安全性及び経済性を
数値化することが可能となりました。画面上のヒストグラムは、1月から3月までの皆様の安全・経済運転をフラフ化したものです。
青が千葉営業所の全体平均、赤が個別の数値です。
赤が青の内側にある項目は、皆様が今後の課題として取り組まないといけない部分です。例えば、この方の急カーブの項目をご覧ください。
赤が青より内側にあるのが、お分かりだと思います。
このようになっている方は、急カーブの傾向があるということです。今回、皆さんの手元には3月のヒストグラムを配布しました。
1月から2月はテスト運用期間として考えているからです。
3月のヒストグラムをご覧ください。見ての通り、青と赤が綺麗な円形を形成しております。
これは、皆さんの運転が安全性と経済性を考慮したものになっていることを表しております。
今後、安全会議の際には3か月間の皆様のヒストグラムを毎回配布します。
各自ファイリングし、より一層安全・経済運転に努めていただきたいと思います。
ご安全に!!
事故報告
1件目です。
平成29年3月13日 9時ごろ 相模原市にて 荷下ろしの際に事故を起こします。詳細についてですが、画面の通り、ユニック車の隣に電柱があり、作業の妨げになっておりました。
ユニック車のブームが電柱に接触しないように気を付けながら
ブームの操作をしていたのですが、その際ブームの先端に何かがぶつかる音がしました。
ブームの先端が隣地の木の枝に接触したのです。
太さ10cm、長さは1mくらいの木の枝が折れました。すぐさま、家の方に報告し、会社にも報告を入れました。
幸い家の方は道路側に枝が出ていた、こちらも非があったと、物損扱いはされず注意を受ける
ことで済みました。作業前に車から降りてすぐ、車の前後左右を確認すれば防げた事故とだと反省しております。
今後、狭い場所での作業の際には、周囲の事前確認を徹底し、事故再発防止に努めます。ご安全に!!
2件目です。平成29年4月5日 9時25分ごろ 大田区にて 積み下ろしの際に事故を起こします。詳細についてですが、
ユニック車による荷下ろしの作業現場で、電話線(アース)が作業の妨げになっておりました。
電話線を交わす作業となり、慎重にブームの操作をしていました。
無事に電話線を交わしたので大丈夫だと思い込み、荷を下ろした後のブーム伸縮を
一方向のみの目視で操作してしまい、電話線を切断させてしまいました。すぐさま、家の方、NTTに報告し、会社にも報告を入れました。
NTTの方に緊急対応していただき、復旧作業は済みましたが、
なぜ広い視線で確認しなかったか、悔いが残ります。ブームの一方向の確認や線を交わしたから大丈夫だろうという
思い込みが招いた事故です。
今後、より広い視野で確認しながら安全作業にのぞみ、事故再発防止に努めたいと思います。ご安全に!!
ヒヤリ・ハット報告
デジタコ導入後、日ごろの安全・経済運転に心がけている。
その中で急発進、急ブレーキを防止するため、十分な車間距離をとっているが、割り込み等でハッ!!とする場面がある。
皆さんも同じ場面に遭遇すると思われる。気を付けましょう。
補足ですが、追い越される場合一瞬ムッとする場面があると思いますが、落ち着きましょう。
十分な車間距離は大事だか、やはりすぐ割り込まれるので、余裕を持った心構えが必要割り込まれたり、追い込まれたり、結構ある。後藤さんの言う通り、慌てない気持ちが大事です。
横断報道で左折する際に、歩行者がいなくなったと思い曲がろうとする時、後から走ってくる人や自転車等にハッ!!とする場面がよくある。
車の四角などもあり、十分気を付けましょう。
自転車には本当にビックリする。
反対側の停車中の車の脇にいる自転車には要注意!!
他社のユニック車作業中、アウトリガーを正しく設置せず、転倒した場面をよく目にする。
アウトリガーは接地具合が重要で、地面が不均等な場合は、鉄板等でバランスを確保しましょう。
今までの事例は、殆どのドライバーが経験があると思う。頭で理解はするが、行動が伴わない場合が多い。
日ごろの安全に対する意識・気持ちを持つようにしよう。
積み込みをする時、たまに積みすぎではないかという時がある。
先方は “これくらいは、いつもやっているよ”と言っているが、どうすれば。。。
安全運転管理マニュアルの最後のページにも記載していいるが、下記の場合は必ず私(富樫)に連絡ください。1)あきらかに、この荷物を積んで走行したら荷崩れをしてしまう恐れがある場合
2)重量がオーバーしてしそうな場合
3)その他、ドライバー自身が荷物に対して気になるところがある場合
総括-社長
毎日の安全運転、お疲れ様です。
近年一般貨物自動車運送業を営むにあたり、数々の規制が設けられました。例えば労働時間の関係や点呼関係、連続運転の規制等など。。。
様々な場面において、コンプライヤンスに対応していかなくてはなりません。先ほどの、勤怠関係の「手待ち時間」や「手あき時間」の策定も、その例です。
今までそんなこと、考えなくて良かったかもしれません。しかし、その甘い考え方が場合によっては、会社そのものを脅かす脅威と化する場合だってあるのが、今の時代です。
正に、この時代を生き抜くためには、会社と従業員皆で工夫しなければなりません。このような環境下で、我々の会議も事後の事故報告がメインであった会議のスタイルから今後は、事故防止対策の方を強化した話や教育を、メインとしたものとしていかなければなりません。
よって、本日の会議より国土交通省の「貨物自動車運送事業者が運転者に対して行う指導及び監督の指針」に基づいた、12項目の乗務員教育を安全教育の主体として会議することにします。
みんな、そんな内容、知ってるよ。というかも知れません。しかし、頭で分かるのと行動で移すのとは別物だと思います。行動がついていかず、営業停止等で悩まされている会社もたくさん見ます。何とぞ健全経営や会社発展、そして永年の会社存続の為にご理解とご協力を、せつにお願い申し上げます。
安全唱和
安全な車間距離をとって、防衛運転! よいか!!
安全な車間距離をとって、防衛運転! よし!! ご安全に!!